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恐らく多くの方が死にゲーと聞いてパッと思い浮かぶであろう「ソウルシリーズ」
難しすぎるシリーズゆえに、これまで「ソウルシリーズ」に触れてこなかった人や内容がちんぷんかんぷんの方はおおいかも。
そもそもソウルシリーズってどんなゲーム?作品数は?
そこで本記事では『エルデンリング』の発売を記念して、ソウルシリーズについて&各タイトルのゲーム内容を紹介していきます。
“死にゲー”という言葉について知りたい方は以下の記事で紹介しているので、参考までにどうぞ。
目次
ソウルシリーズはどんなゲームなのか?
ソウルシリーズとは緊張感のある戦い、何度も死ぬのが当たり前の高難易度とそれゆえの高い達成感がもたされるのが特徴のアクションRPG。
リメイク版『デモンズソウル』以外は全て「アーマード・コア」などで有名なフロム・ソフトウェアが手掛けています。
以下がソウルシリーズ一覧になります。
- デモンズソウル
- ダークソウル1
- ダークソウル2
- ダークソウル3
- デモンズソウル(リメイク版)
- ブラッドボーン
ソウルシリーズの魅力
ソウルシリーズの世界観は陰鬱で暗いイメージがありながらも、幻想的で美しいダークファンタジーです。
気になるストーリーなんかはどれも謎めいていて、作中で語ってくれるのはほんの一部分だけ。
それも力をいれていないとかではなく、故意に。
ついつい気になってしまう断片的な情報だけを小出しで語って、想像がふくらむような仕掛けといえる設定を散りばめているんです。
筆者は作中で語られないエピソードや裏設定などがメチャクチャ気になり、ついつい「ストーリー 考察」とググってしまいましたね。
ちなみにフロム・ソフトウェアの作品によって、少ない情報からでもレベルの高い考察をしてしまう考察中毒的な意味合いの“フロム脳”なんて言葉もあるよ。
そしてソウルシリーズの最大の特徴ともいえるのが難易度の高さ。
とにかく攻略が難しく、敵の配置、ボスの強さ、初見殺しのトラップなどどれをとっても鬼畜仕様です。
死ぬだけで済むならまだマシで、このゲームは死亡時に経験値でありお金の役割でもある“ソウル”をその場に一緒に落としてしまうんです。
そのソウルを回収できずに再度死ぬとロストしてしまうのがまたキツイ。
ソウルをロストしたプレイヤーは絶望のどん底へと叩き落とされることでしょう。
この手のゲームを初めてプレイする人は、序盤の敵ですらタコ殴りにされるし、些細なミスで即死するしで、イライラするかもしれません。
ただ強力なボスを撃破したときや難関エリアを突破したときは、この上ない達成感を得られます。
武器が豊富で、魔法なり呪術なりも使えるので、つまずいた時は様々な立ち回りをためせるのもいいところですね。
言うまでも無くソウルシリーズのオンライン要素は、同期型と非同期型のどちらをとっても文句なしの面白さ。
非同期型では、先人達が書き残していった“メッセージ”が攻略の手がかりとなり、幻の壁や宝箱のトラップを見分けられるし、
死亡した所にできる“血痕”によって、死ぬまでに何があったか、敵の待ち伏せがいるのかなど探索の手助けになります。
時には嘘のメッセージで騙させることもあるので気を抜けない💦
同期型オンラインでは他人の世界に入り込んで攻略を手伝ったり、侵入して対戦を楽しめます。
特にプレイヤー同士の対戦は、手に汗握るエキサイティングなバトルになること間違いなし!
対戦のためにキャラクターを作り直し、ステータスやレベルを調整するプレイヤーも存在し、本編そっちのけで楽しんでいた方も多かったはず、、、
他人の世界に入り込めるオンライン要素はソウルシリーズを盛り上げるエンターテインメントといえるでしょう。
個人的には、ステージ攻略中に侵入されると邪魔でしかたなかったですけどね(笑)
ソウルシリーズの各タイトルを紹介
それではソウルシリーズの各タイトルの内容を紹介していきます。
Demon’s Souls(デモンズソウル)
死にゲーの元祖であり、ソウルシリーズの礎を築いた1作目。
「Demon’s Souls(デモンズソウル)」(2009年)
デモンズソウルは“死にゲーの火付け役”と言われる程の傑作。
ストイックなゲーム性から「死にまくるけど、何度も挑戦したくなる!」とゲーマーの間で話題になり、予想以上にヒットした人気作品です。
ストーリーは、深い濃霧に覆われた北の国”ボーレタリア”に巣食う凶悪なデーモンを倒していくというもの。
1作目からしてソウルシリーズのシステムは完成されており、トライ&エラーが基本なのはもちろんのこと、成長だけでなくアイテム購入には”ソウル”を使います。
当時はソウルが死んだらなくなってしまうのが衝撃的でしたね。
次作の「ダークソウル」にはないシステムとしては“世界のソウル傾向”が特徴的。
これはネットワークに接続しているプレイヤーの行動によってデーモンが強化されたり弱体化したりする機能です。
とても斬新で奥深いシステムですが、死ぬのが前提のゲームなのに死ぬたびに難易度があがるとか鬼畜すぎました(笑)
そのため、個人的にソウルシリーズで一番難しいのは「デモンズソウル」だと思っています。
DARK SOULS(ダークソウル)
「王と騎士のハイ・ファンタジー」×「混沌の炎」×「死と地の底」要素を拡大したダークファンタジーゲーム。
「DARK SOULS(ダークソウル)」(2011年)
「ダークソウル」は死にゲーの元祖であるデモンズソウルの流れを汲んだ作品です。
細かく分類するなら“ダークソウル3部作”の1作目。
ストーリーの始まりは
霧に覆われた不死身の古竜が支配していたなにもない無の時代で、突如として火(最初の火)がおきた。 その火には竜とは異なる者たち暖を取りに集まっていた。やがてその者たちが強大な「王のソウル」を得て古竜を倒し”火の時代”を築いた。 しかし”最初の火”は消えかかり世界はふたたび闇に覆われるであろう。 プレイヤーは「不死人」となり、終わりの時を迎えている世界を舞台にある使命を抱いて冒険にでる。 |
といった感じ。
基本的なシステムはデモンズソウルから受け継がれていますが、魔法はMP制から回数制に変更されています。
デモンズにあった死ぬたびに体力が半分になるペナルティと、敵が強くなってゲームが難しくなる”世界のソウル傾向”はなくなったため、やや楽に。
とはいえ難易度はメチャクチャ高く、大量の敵に囲まれて死ぬ理不尽さはデモンズより頻繁にありましたね。
最初はストレスがたまりますが、何度も挑戦することで学習していくのでどんどん楽しさと成長を実感できます。
ソウルシリーズを初めてプレイする方だけでなく、死にゲー初心者の方にもダークソウルはおすすめです。
DARK SOULS Ⅱ(ダークソウル2)
新しいアイテムやシステムの追加で遊びやすくなったダークソウル。
「DARK SOULS Ⅱ(ダークソウル2)」(2014年)
ナンバリングタイトル「ダークソウル」の2作目。
遥か北の地、亡国「ドラングレイグ」で不死の呪いをかけられた主人公が、その呪いを解くために旅にでるストーリー。
油断すれば雑魚的にすら殺され、鬼畜じみたトラップやボスで死にまくりながら攻略法をみつけていく難易度は期待を裏切らず、
それどころか死の多様性がパワーアップしています。
「2」では従来のエスト瓶に加え“雫石”なるリジェネ効果の回復アイテムが追加されています。
リジェネ効果なので素早い回復ができず、ボス戦では使いどころを見極めなければなりませんが、
単純に回復アイテムが増えたため遊びやすくなっています。
他にも特定の武器種を組み合わせた「二刀流」システムやザコ敵を一定数倒すと枯れてリスボンしなくなる、初心者には嬉しい仕様も追加。
ボリュームにおいては「1」に比べると相当多いので、従来のシリーズを遊んだ人はもちろんのこと、救済措置が多い死にゲーを楽しみたい方にもおすすめですね。
DARK SOULS Ⅲ(ダークソウル3)
正統進化を遂げたダークソウルシリーズの完結編。
「DARK SOULS Ⅲ(ダークソウル3)」(2016年)
「ダークソウル3」はダークソウルシリーズの最新作であり完結編に位置する作品。
シリーズの魅力ともいえる高難易度と硬派なアクションは健在。
ダンジョン探索はこれまで以上に立体マップのスケール感が増したため、緊張感が高くなっています。
ストーリーは不死人である主人公が、火継ぎの火を集めて世界の均衡を保つために使命を投げ捨てた”薪の王”を倒す旅にでる内容。
システムは初代ダークソウルに原点回帰しつつも、「2」の二刀流といった良い所だけはきちんと継承しつつ、
新たな要素がふんだんに盛り込まれているのでシリーズの集大成としては満足の行く仕上がりでしょう。
主な新要素がそれぞれの武器に設定されているアクション「戦技」
盾ガードができず、スキもでかいため少し上級者向けのアクションですが、使いこなせば立ち回りの幅が大きく広がります。
またダークソウル2のもっさり感もなく、今まで以上に機敏にうごける気持ちの良いアクションを楽しめるのも確か。
ダークソウルの締めくくりとしては申し分ない作品です。
オンラインマルチプレイの参加人数は最大4人から6人まで増加してるよ!
リメイク版:Demon’s Souls(デモンズソウル)
死にゲーの金字塔がPS5の圧倒的なパフォーマンスで蘇る!
PS5 リメイク版「Demon’s Souls(デモンズソウル)」(2020年)
本作は2009年に発売されたデモンズソウルのフルリメイク版。
開発は「ワンダの巨像」や「グラビティデイズ」で有名なBluepoint Gamesが担当しています。
次世代機のPlayStation 5で表現されたグラフィックは恐ろしいほどに綺麗になっており、キャラクターのクオリティは格段に上がっています。
主な変更点、追加点は最大6人でのオンラインプレイ(協力3人、侵入3人まで)が可能になったこと、
新武器や新防具、左右反転の世界「フラクチャードワールド」の追加などですね。
新たな謎として「隠し扉」なんてのも追加されていますよ。
ただやはり…。フロムが直接開発に携わっていないため評価は賛否両論でした。
以下の記事で、プレイした方たちの感想をまとめているので参考までにどうぞ。
ソウルシリーズの血を継いだタイトル
ソウルシリーズを語るうえで必ずといっていいほど登場する『Bloodborne』
厳密にはソウルシリーズではありませんが、同じフロム・ソフトウェアが開発しているだけあり、ゲームシステムで似通った点があります。
Bloodborne(ブラッドボーン)
おどろおどろしい夜の街でスタイリッシュな死闘を楽しめる。
「Bloodborne(ブラッドボーン)」(2015年)
ソウルシリーズとは違う、まったくオリジナルの新作としてフロム・ソフトウェアが開発したアクションRPG。
獣の病が蔓延している呪われた街「ヤーナム」を舞台に、プレイヤーは仕掛け武器と銃を駆使して死闘を繰り広げます。
世界観はソウルシリーズの中世ファンタジー風からイギリス「ヴィクトリア朝」をイメージしたゴシックホラー風に仕上がっています。
本作のテーマは「死闘感」「未知の探索」「ユニークなオンライン要素」の3つ。
中でも「死闘感」の再現度がスゴイ!!
防御手段がなくなり、ステップ回避と攻撃のみで行うシンプルかつスタイリッシュさが特徴のアクションで、絶望するような状況でハードな戦闘を強いられるんです。
「ダークソウルより難しい!」なんてレビューもちらほら見かけるくらい、、、
その分、達成後の快感はひとしおです。
ダークソウルにもう少しスピード感が欲しいと感じていた人にはピッタリの作品です。
まとめ:あわせて読みたい
ということでソウルシリーズ、はっきり言ってオススメです。ハードなアクションも世界観も秀逸でメチャクチャ楽しい!
ハードなゲームを遊ばない人は最初はストレスMAXかもしれませんが、クリア後には自分の成長たるものを肌で実感でき、かなり勇気を与えてくれる作品だと思います。
ぜひ一度プレイしてみてはいかがでしょうか。
おすすめの死にゲー9選
ソウルシリーズは死にゲーの代表的な作品ですが、
他にもフロムが手掛けた死にゲーやソウルライクな死にゲー、海外の会社が手掛けた死にゲーなどさまざまあります。
本サイトでは、「おすすめの死にゲー」についても紹介しているので気になる方は下の記事を参考にしてください。