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【死印(しいん)】クリア後レビュー・感想・評価:リアル肝試しと美しいアートを堪能できるミステリーホラー

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本記事は、エクスペリエンスから発売された『死印』のレビュー記事になります。

死印は心霊スポットでのホラー体験と謎を解決していくミステリーを味わえる作品。

ホラーゲームを探している方や謎解きが好きな方は気になっている方も多いと思います。

そこでトロコンまで終えた筆者がゲームの魅力や感想をお伝えしていきます。

デジドラ
デジドラ

・どんなストーリーなんだろう?

・怪異との対峙はどうするの?

・良いポイント・悪いポイントを知りたい!

そんな方に向けて、本記事では『 死印(しいん)』のレビュー・ゲーム内容・魅力をご紹介していきます。

プレイ時間30 時間
開発元エクスペリエンス
発売日2017年6月1日
価格2800円+税
ジャンル都市伝説・心霊ホラーアドベンチャー
プレイ人数1人

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死印とは?ゲーム内容を紹介

死印とは?

死印は、死へのカウントダウンを意味する謎の痣「シルシ」を刻まれた主人公が同じ境遇のキャラクター達と共に“怪異”が潜む心霊スポットを探索するホラーアドベンチャー。

ストーリーの舞台は怪奇事件が発生し都市伝説などが囁かれる街で、主人公は「八敷一男(変更可能)」

彼は記憶を失っており、シルシを持つものを保護する館「九条館」の前にいる所から物語は始まります。

流れとしては、館に居座る謎の生ける人形「メリィ」の助言のもと毎度訪ねてくる印人と共に噂の調査に向かうというもの。

ゲームシステム

心霊スポットの探索・調査時は一人称視点(主観視点)でマップを頼りに方向キーで1ブロックずつ進んでいく仕様です。

探索時は「見る」「探る」などのコマンドを選んで有用なアイテムや情報を入手できます。

そして本作の醍醐味がデッドリーチョイス機能これは制限時間内にこれまでの調査記録を元にして正解の選択肢を選ぶもの。

誤った選択肢を選ぶとゲームオーバーに、、、

怪異との対峙では、探索で入手したアイテムやコマンドの選択、パートナーとの連携を駆使して戦います。

パートナーは毎回、章ごとに登場する印人から1人選択でき誰を選ぶかによって展開も変わるのも本作の特徴ですね。

死印の魅力

ここでは死印の魅力を2つ紹介していきます。

①個性強すぎなキャラと心霊スポット巡り

心霊スポットというのは、身の毛もよだつ非日常体験をしたい若者たちが肝試しのために向かう場所というイメージがありますよね?

私自身、心霊スポットは得意ではないですが『死印』ではマジで出てくるリアル肝試しを嫌という程体験できます。

しかも本作はマップを1マスずつ進みながら一人称視点で心霊スポットを巡るため没入感ある恐怖体験ができるんです。

学生時代に何度か経験して今ではもう一生いきたくないと後悔していたのにまさかゲームで疑似体験するとは思いませんでしたね。

ただ、これだけだと「怖いだけなのはちょっと……」と敬遠する方もいらっしゃると思います。

安心してください、個性爆発キャラが常にパートナーとして同行してくれます。

パートナーは章によって選べる人物が毎回変わるのですが、怖いもの知らずの粗暴な不良少年、AKBのような風貌のエネルギッシュなローカルアイドル、どこか胡散臭い占い師と、

思わず「いまから漫才でもやりにいくのか」と笑ってしまう程、ギャグよりな面々が登場します。

中でも1番際立って個性を爆発させていたのがアイドルオタクのおじさん

彼は一昔前の人が思う「オタクってこういう人でしょ?」を詰め合わせた理想的オタクに見た目も言動も仕上がっております。絶対笑わせるために作ったでしょ!!

これらの非常に立ったキャラと共に心霊スポットを巡れるのはかなり面白く本作の魅力ともいえます。

②不気味だがどこか美しいアート

更に心霊スポットを巡る主人公達を徐々に窮地に追い込むのは怪奇現象や怪異の数々。

特に怪異とのバトルは進行度によって徐々に近づいてくるためかなりの恐怖体験を味わえるし、ビジュアルはもはや芸術の域。

例えばこの「くちゃら花嫁」という怪異は花嫁衣装を身にまとい、はかなげで美しくもありますよね?

ですがその素顔は、咀嚼音オバケにピッタリのデザインでインパクト大!夜道で出会えば驚きのあまり失神するレベル。ぜひその目で確かめてほしいです。

また怪異以外のビジュアルも魅力的で個人的に結構気に入っています。

グロテスクと思うはずの死体なんかは何処となく不気味だが鮮やかでどこか美しい、いうなれば「怖、美しい」といったビジュアル。

ホラーゲームは演出やサウンドもかなり大切ですが、本作ではアート面が抜きん出て素晴らしく「恐怖な見所」として大きな役割を果たしています。

ちなみに怪異デザインやコンセプトアートはイラストレーターの「友野 るい」氏が携わっているので気になった方はツイッターで検索してみるといいでしょう。

独特で素敵な世界観がクセになります!

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死印の不満点

不満点というより惜しい点はフルボイス機能が実装されていないこと。

ボイス有と無ではゲームの面白さは月とすっぽん、今やスマホアプリですらフルボイスの時代なのに、、、

本作はフルボイス無しで十分に面白いのでなおさら、「フルボイスが実装されていれば最高に面白くなっていただろう」と何度も残念に思ってしまいました。

続編を出すならフルボイス機能も実装されることを願います、、、

またテキストを読んで進めるいわゆるノベルゲームやグロテスクな描写が苦手な方にはあまりオススメしません。

まとめ

『死印』は、心霊スポット巡りで身体を蝕む緊張感や寒気といった感覚を味わうことができる作品。

怪異も一体一体しっかり作りこまれており、戦慄なビジュアルをした怪異もいれば、イカしたデザインで好感のもてるビジュアルの怪異も存在するので必見です。

またホラーが苦手な方でも個性爆発キャラの「クスッ」と笑えるシーンや魅入ってしまう程の美しいアートだけでも楽しめるように作られています。

そういったホラー以外の要素もしっかり抑えているのは素晴らしいですね。

ボリュームに関してはクリア自体は15時間程、全エンドなどのやりこみ要素までやると30時間程といった感じで少なめですが、この手のホラーゲームではちょうどいいと思いました。

難易度については謎解きゲームなのですがごく希に「え?ヒントどこにあったの?」と疑問におもうくらい難しい選択肢があり、

ボス戦で運ゲーになることもまぁありましたね(笑)

完全に自分の見落としでしたが、、、

ということで『死印』、個性豊かなキャラと様々な心霊スポットで肝試しを疑似体験できるので真夏の暑い日にピッタリのゲームといえるでしょう。

死印はこんな人にオススメ

  • 謎解きもできるホラーゲームを探している
  • 独特なビジュアルの怪異を見てみたい
  • 個性爆発キャラとリアル肝試しを疑似体験したい!

筆者の評価
ストーリー
(4.5)
システム
(3.5)
ボリューム
(3.5)
グラフィック
(4.0)
難易度
(4.0)
総合評価
(4.0)

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