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【デス・ストランディング(デススト)】クリア後レビュー・感想・魅力を紹介:配達で世界を繋げるストランドゲーム

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本記事は、コジマプロダクションから発売された『DEATH STRANDING』のレビュー記事になります。

コジマプロダクシションはメタルギアソリッドでお馴染みの「小島秀夫」監督がコナミを退社して新しく設立したゲーム開発スタジオ。

デス・ストランディング(デススト)はその初開発に位置した作品であり、新規タイトルでもあるため気になっている方も多いと思います。

デジドラ
デジドラ

・どんなストーリーなんだろう?

・ストランドゲームって何?

・良いポイント・悪いポイントを知りたい!

そんな方に向けて、本記事では『DEATH STRANDING』のレビュー・ゲーム内容・魅力をご紹介していきます。

プレイ時間55 時間
開発元コジマプロダクション
発売日2019年11月8日
価格2800円+税
ジャンルストランド・ゲーム
プレイ人数1人

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デスストとは?ゲーム内容を紹介

本作の舞台は「デス・ストランディング」と呼ばれる怪異によって分断されたアメリカ合衆国。

主人公はノーマン・リーダス演じる「サム・ポーター・ブリッジズ」

彼は伝説の配達人と民間人に称される程の有名な配達人であり、死んでも生き返る「帰還者」と呼ばれる特殊体質を持ったキャラクターでもあります。

物語の始まりは育ての親でもありアメリカ最後の大統領でもある「ブリジット」の遺言から始まる。

その内容は、分断されたアメリカをカイラル通信を繋いで再建し、テロリストからブリジットの娘「アメリ」を救い出して欲しいというものだった。

サムはその任務を引き受けて、様々な配送をこなしながら救出に向かいます。

配達が主な目的のゲームですが、触れたものを劣化/老化させる「時雨(タイム・フォール)」への対策、配達を邪魔してくる人々「ミュール」や未知の敵「BT」にも対処しなければなりません。

またそれらの敵との戦闘時には血液グレネード、アサルトライフル、グレネードランチャーなどの武器を使用します。

移動時には配達を快適にしてくれるバイクや車両なんかも登場するし、自身の耐荷重をアップする「パワースケルトン」や,スピードやジャンプの能力をアップする「スピードスケルトン」なんてのも登場しますよ!

ちなみに本作はストランドゲーム(ソーシャルストランドシステム)となっていますが、

これはストランドのロープや綱といった意味を踏まえて、プレイヤー同士の絆を重視したゲーム=「ストランド・ゲーム」とのこと。

そのため資源、設備、乗り物などはオンラインで共有され、顔の見えないプレイヤー同士で助けあう非同期型のマルチプレイが採用されています。

デスストの魅力

ここではデスストランディングの魅力を3つ紹介します。

①異質な世界観と見事な伏線回収

小島監督と言えば「メタルギアソリッド」、多彩なアクション、スリリングな潜入だけでなくストーリー面でもドラマ性が強く、

クローン技術、核兵器など近未来的な問題なども取り入れ、毎度、興味深い内容に仕上げてくれますよね。

「デスストランディング」でも世界観やストーリーがとても緻密に作られており、映画並に見事な伏線回収はかなりの見所です。

例えば、時雨が降る地帯に出現する未知の敵「BT」やBTを召喚するテロリスト「ヒッグス」、人間とBTが接触することで起こる大規模な爆発「ヴォイドアウト」。

ヴォイドアウトはエヴァの~インパクトのようにド派手な爆発が起きるので結構好きでしたね(笑)

そしてサムの相棒でもあり、一番の謎でもある「BB(ブリッジ・ベイビー)」

BBは人間の胎児を専用のカプセルにいれた装備品であり、対BT用のセンサーとして使える謎の赤ちゃんです。

「赤ちゃんを装備品として扱うとは何事だ!」と最初は思いましたがこのBBをあやしたりするとすこぶるかわいいし、BB実験とサムとの接点に気づいた時はかなりグッときます。

メタルギアでもそうでしたが、本作は記憶に残り、思い出深きものしてくれる感動や考え方が変わるくらい素晴らしい世界観とストーリーがたくさん詰まっていましたね。

②シビアな配達やオンライン要素の「いいね!」

ウーバーイーツよろしく配達が主な本作、

面白いところが目的地への移動はもちろんのこと、戦闘などのアクション時でも常に荷物を背負いながら行うということ。

配達物資だけでなく、自身が使う武器や回復アイテムまでも背負います。

しかも荷物にはそれぞれ重さと大きさが設定されており、敵との戦闘や険しい道を行く際には眉間にしわが寄ることもしばしば、、、

そのためどうやって背負うか、どれだけ運ぶか、安定感を保つ工夫を考えるのが思いのほか楽しかったですね~

更にハシゴやロープ、橋や発電機といった建築装置はオンラインで共有されているため、他プレイヤーが設置した物に「いいね!」できるのがgood!

逆に自分が設置した物に「いいね!」がたくさんついてると嬉しくて、ストーリーそっちのけで不便な道とかに設置しまくってました。

「いいね!」による拡散力やプレイヤーの心を動かすきっかけを上手く取り入れてあるのが印象深かったです。

小島監督の作品は常に新しい発見や楽しみ方が豊富で、ゲームの制限を超えた作りこみが本当にすごいですね。

③豪華俳優を起用したキャラクター達

そして本作の魅力として欠かせないのが豪華俳優を起用したキャラクター達。

主人公はゾンビによって崩壊した世界を描いたドラマ「ウォーキングデッド」の顔ともいえる大人気俳優「ノーマン・リーダス」

彼は渋くてワイルド!大人の魅力を放ちまくっている個人的にも大好きな俳優です。

更に大人の魅力と言えばもう一人忘れてはならないのが、北欧の至宝「マッツ・ミケルセン」

マッツと言えばドラマ版「ハンニバル」のイメージが強すぎて、どうしてもサイコな悪役キャラを想像してしまいますよね(笑)

本作では物語を知るうえでかなり重要なキャラクターとして登場するため、何度もマッツを拝めますよ!

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デスストの不満点

デスストの不満点というよりは個人的に疲れたのが「雪山マップ」

物語を進めるのに雪山踏破をしなければいけないんですが、これが本当に辛い。もはや鬼門。

足をもってかれる事が多く、滑落事故が多発するので配達がメチャクチャ過酷でした。

ジップラインをつなげるまでは登山シュミレーションゲームです。

まとめ

ということで『DEATH STRANDING』は、映画のようなストーリーやグラフィックはもちろんのこと、起用している俳優さんも「ノーマン・リーダス」と「マッツ・ミケルセン」といった豪華さで見所も山盛り満載。

小便するとキノコが生えたり、「いいね!」機能だったりの小ネタも多く、小島監督のクリエイターとしての天才さに震えることでしょう。

他の方のレビューなどを拝見すると、「ただの配達ゲー」と評して離脱する人もいるようですが、序盤にやめるのは本当に勿体ない!

せめてバイクが出るまで頑張ってほしいし、ストーリーに関しては謎な所ばかりありますが、伏線を張りまくっているんだと思って我慢して欲しいです。

後半になると見事な伏線回収に鳥肌が立つでしょう!

デスストランディングはこんな人にオススメ

  • ノーマンとマッツが好き
  • 小島監督が手掛ける世界観、ストーリーが気になる
  • 便利な建築物を設置して他プレイヤーと共有したい

筆者の評価
ストーリー
(4.5)
システム
(4.0)
ボリューム
(5.0)
グラフィック
(5.0)
難易度
(3.5)
総合評価
(4.5)

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